2007年ももう終わり・・・って、推敲しているうちに年が明けてました。すみません。特に「何枚」と決めてリスト作りに取り組んだわけではないものの、07年リリースに限定した結果アルバム30、シングル/トラックは20くらいで落ち着きました。古い音楽もよく聴いたけど(グリズリー・ベア、アーサー・ラッセル、ゲイリー・ウィルソンを精神安定剤のように聴き続けていた)「基本は前向き」ということで。ダーティ・プロジェクターズとヴァンパイア・ウィークエンドが何よりの励みかな。
昨年1年様々な音楽との出会いを与えてくれた方々に感謝&このリストから1枚でもあなたの好きな作品が新しく生まれてくれたら本望です(すべてアルファベット順)。
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アルバム(Fave Albums of 2007)
Adrian Orange&Her Band/Adrian Orange&Her Band(K)
弱冠21歳のシンガー・ソングライターが、ローファイ宅録時代を経てスカ~ジャズ・ファンク・ビッグ・バンドを率いる「若きバンマス」に。堂々たるアルバムをダブナルコで完成させたわけだけど、核にある歌がシンプルでパーソナルだからこそ上に何を盛っても成り立つのだと思う。フィル・エルヴラムの好サポートも光る。
Antibalas/Security(Anti)
「闘争するジャズ」との呼び声も高い、アンティバラスのアンタイ移籍第1作。相変らずソリッドなアンサンブルは見事だし、しなり、エレクトリックにうねるモダンなアフロビートとタフな雑食性に心と体の双方が踊り出さずにいられない。ジョン・マッケンタイアがプロデュース。
Arcade Fire/Neon Bible(Merge)
アーケード・ファイアが再び放った名作。覚醒型ポップ・チューン満載の「Funeral」に較べぱっと聴きは地味ながら、ルーツ・ロックも飲み込みじっくり練られた楽曲、太さを増したグルーヴ、風格すら備えたシンフォニックなサウンド作りと確実にスケールを広げインディ・キッズの保護者的存在に。潜りがいのある、深く豊饒な音の海。
Band of Horses/Cease To Begin(Sub Pop)
ファーストではまだビルト・トゥ・スピル~マイ・モーニング・ジャケットの影響から抜け切れていないか?とも感じたが(どっちも大好きなのでそれはそれで良いんだけど)、本セカンドで力強いパフォーマンスとメロディが噛み合い有機的にハモり始めた。ニール・ヤング流ロッキン・チューンの炸裂に涙。
Beirut/Flying Club Cup(4AD)
前作のバルカン音楽から、今回はパリ左岸へ――との前評判ながら、ザック・コンドンのメランコリックな歌声がシャンソンへの憧憬を伝えてくる点を除き、アコーディオンやホーン、ストリングスを織り込んだほの温かくも懐かしいベイルート・サウンドの基盤はさほど変化していない。ライヴがどんどん良くなっているので、まだ変わる。成長株。
Dirty Projectors/Rise Above(Dead Oceans)
07年もっとも衝撃を受けた作品。さざなみ型のリフ構築からバーストへ自在にスウィッチする鮮やかなギター・ワーク、男性/女性コーラスの精緻なインタープレイ、軽やかに炸裂するパーカッション。ポスト・ロックの緊張感とノイズ・ミュージックの突発性を巧みに操る間を活かしたアレンジはシャープ&インテリジェントの極みだし、「Damaged」をオリジナルとは似ても似つかない類い稀なアート・ポップへ変容させている。デイヴィッド・ロングストレスのエモーショナルな歌唱とシンクロする演奏は、ライヴでも完全に再現されていて脱帽させられた。
Fiery Furnaces/Widow City(Thrill Jockey)
贔屓バンドゆえ点が甘くなりがちかもしれないが、楽曲は粒揃いだし音もこれまでで一番良く録れている。ラップばりの字余りソングがジグザグ変拍子でノンストップに縫い進む中、70年代ブリティッシュ・ロックを思わせる(いい意味で野暮ったい)プログレ調キーボードとパンチの効いたガレージ・ベースがバシュバシュ怪気炎を上げていく。唯一無二のポップ・ワールド。
Grinderman/Grinderman(Mute)
「中年の危機」がニック・ケイヴにこの新ユニットを作らせた・・・ってことはないだろうが、フラストレーションを溜めたオヤジ族の危ない逆噴射ぶりを揶揄したごとき世界観には爆笑させられた(と同時にちょっと侘しくもなるのだが)。とはいえ音はドアーズ~ストゥージズ直系のブルータル・ガレージ&シャーマニックなブルースで、脳天直撃。爆音で聴いてうっぷんを晴らすべし。
Iron and Wine/The Shepherd’s Dog(Sub Pop)
サム・ビームことアイアン・アンド・ワインといえば「ニック・ドレイク流繊細なアコースティック職人」という印象が強かったけど、仲良しキャレキシコのジョーイ・バーンズらも参加したこの作品、70年代的叙情メロはそのままにサウンド・スケープにぐっと色彩と奥行きを増し、端整なアメリカ紀行を描き出している。
Kings of Leon/Because of the Times(RCA)
本能任せのガレージ・ロックンロールを鳴らしてきた彼らだが、3作目にしてスピリットと技が結合!ランブル・ファンクの猛攻から英ニュー・ウェイヴ風「歌うベース」が躍動するトラック、やたらスケールのでかいスタジアム・ロックまで、デビュー以来吸収してきた経験・知識をありったけ詰め込んでいる。サウンドはクラシックなのにアレンジは斬新、真の意味での成長の1枚。
Le Loup/The Throne of The Third Heaven of The Nations’ Millennium General Assembly(Memphis Industries)
ワシントンDCを拠点に活動しているユニット(最大8人)で、バンジョーやホルン、ラップトップ、コーラスが緻密に溶け合うビーチ・ボーイズ的サウンド・トリップ~幻想の綴れ織りを聴かせてくれる。もとは宅録ユニットとして始まったそうで、独特な密室感を今後どう発展させていくか楽しみ。
Jeffrey Lewis/12 Crass Songs(Rough Trade)
ダーティ・プロジェクターズがブラック・フラッグなら、アンタイ・フォーク界一のナイス・ガイ、ジェフリー・ルイスは英パンクの極北クラスに挑戦(意外)。アコギ中心のストレートなカヴァー集ゆえダーティ・プロジェクターズほど原典から「ワープ」してはいないものの、謙虚で飾らないジェフリー君(exヒッピー)の歌声からは、硬派な社会派クラスへの敬意と驚嘆の念がひしひし伝わってくる。絶妙な語り口だけでも聴く価値充分&漫画も最高。
M.I.A./Kala(XL)
ボリウッド、バイーレ、エレクトロとお祭りビートをエネルギッシュに乗りこなし、ファースト1枚でカリスマの座に就いたM.I.A.。本作におけるメインストリーム・ヒップホップやディスコへの目配せは残念ながら未消化に終わっているが、高度にハイブリッドなコラージュ・センスは健在。「Paper Planes」のように鋭利なトラックは彼女にしか作れないし、ストリート・ノイズとリズム世界旅を深め、果敢に異端を極めてほしい。
Modest Mouse/We Were Dead Before The Ship Even Sank(Epic)
メンバー脱退~ジョニー・マー加入であっと言わせたが、その話題があってもなくてもモデスト・マウスの新作なら必聴。彼らの新たな代表曲「Float On」(前作「GNFPWLBN」収録)路線のポップに傾くかと思いきや、タフなリズム隊とギターが拮抗するテンション高い演奏に溜飲下がりまくりの堂々たるロック・アルバムで、バンドとして確実にランク・アップ。しょっぱくも切ないロック。
Thurston Moore/Trees Outside The Academy(Ecstatic Peace!)
久々のリード・ソロ作は、Jマスシスのスタジオでレコーディング(Jの流線型ソロも鳴ってます)&ドラムはスティーヴ・シェリー。気心の知れた仲間とストイックに作ったロックンロールという趣きだし、ヴァイオリンやアコギがメインのサウンドも意外なほどストレートだ。さらりとしているものの、どこかセンチメンタルでダウナーなサーストンのポップ・センスが不思議な余韻を残していく。このラインナップでのライヴも最高。
Panda Bear/Person Pitch(Paw Tracks)
アニマル・コレクティヴ「Strawberry Jam」も良かったが、個人的に愛聴したのはこちら。ファウンド・サウンドやエフェクトを塗り重ねたもこもこ隆起するサウンドも奇妙に美しいが、ブライアン・ウィルソンが泡にまみれて風呂場でトリップしているごとき無垢でノスタルジックなメロディは心を桃源郷に連れていってくれる。盤に較べ、ライヴがいまいちだったのは切ない。
Pinback/Autumn of the Seraphs(Touch&Go)
疾走感あふれるギター・ワークが1曲目からスパークし、美メロが高鳴る力のこもった佳作。DCFCが「We Have The Facts and We’re Voting Yes」の後に、あるいはビルト・トゥ・スピルが「Keep It Like A Secret」に続いてこのアルバムを作っていた・・・かもしれない。
Ryan Adams&The Cardinals/Everybody Knows EP(Lost Highway)
フル・アルバム「Easy Tiger」も捨てがたいが、カヴァーやスタジオ・ライヴも含むこのEPの方が凝縮されている。いい曲ぞろい。
Shocking Pinks/Shocking Pinks(DFA)
ニュージーランド出身のひとりポッパー、ニック・ハートの音源を集めたコンピレーション。ステファン・メリット~バーナード・サムナー系のモノクローム(でも根はおセンチ)なヴォーカルとローファイなエレ・ビートにシューゲイザー・ギターが被さり、フラジャイルな箱庭を作り上げている。ジャケットも秀逸。
Spoon/Ga Ga Ga Ga Ga(Merge)
USインディ界を渡り歩いてきたベテラン、テキサス出身のスプーン。「Kill The Moonlight」あたりからザクザクしたビートとひねりの効いた個性的なポップネスを伸ばしてきた彼らだが、辛口でタイトな音作りにソウル・ミュージックの影響も盛り込み完成度を高めたこの作品には、なぜかキンクスが思い浮かぶ。にしても、ブリット・ダニエルはいつ観ても男前。
Marnie Stern/In Advance of The Broken Arm(Kill Rock Stars)
アヴァンギャルド・ギター+エディ・ヴァン・ヘイレンばりの早弾き。超絶テクを涼しい顔でばんばん繰り出しつつ高音シャウトの波状攻撃で圧倒する異能のシンガー・ギタリスト、マーニー・スターンは07年もっとも驚かされたミュージシャンのひとり。
Sunset Rubdown/Random Spirit Lover(Jagjaguwar)
カナダをベースに活動するウルフ・パレードのメンバー、スペンサー・クラッグ率いるユニット。とはいえ本サードはサイド・プロジェクトの域を超えた充実作になっていて、プログレとニュー・ウェイヴ的いびつさ、バロック・ポップ、伸縮自在なヴォーカリゼーションを軸に、めくるめくサウンド・タペストリーを紡ぎ出している。錬金術。
The Twilight Sad/Fourteen Autumns&Fifteen Winters(Fat Cat)
スコットランドからやってきたエモーションの豪雪地帯、トワイライト・サッド。やり場のないエネルギーをぶちまけ慟哭しまくる彼らの音楽は、リアルな痛みをヒリヒリと胸につかえさせる。音作りも含め若く無骨なバンドだが(ライヴの当たり外れも激しい。ベーシストがいつも不機嫌なのは何故?)、ゴツゴツしたままでいてほしい、とも思う。
David Vandervelde/The Moonstation House Band(Secretly Canadian)
マーク・ボランの魔法とロマンチシズムに弱い自分にとって、このアルバムは激ツボ。サザン・ソウルのゆったりしたスウィング感を鳴らしつつ、サイケデリックなギター(ラーガっぽい隠し味も絶妙)と流麗なメロディ、放埓なヴォーカルでぐいぐい聴かせる。ライヴ観たいなあ。きっとマーク・ボランとジミー・ペイジが混ざったような天然さんに違いない。
Von Sudenfed/Tromatic Reflexxions(Domino)
ザ・フォールのマーク・E・スミスとドイツの電気仕掛けのネズミ=マウス・オン・マーズによるあっぱれユニット。MESがナンセンス&ニヒルな毒念仏を唱える傍らでジャーマン・テクノの無機質ビートがビキビキ暴れている、シュールなコントラストが爽快。
The White Stripes/Icky Thump(XL)
ジミー・ペイジとロバート・プラントが同居する奇跡の人(大げさか)、ジャック・ホワイト。彼の声もダイナミックなギターも何度も聴いてきたというのに、クラシックなブルース・ロック(ガレージ・ロックではない)が新鮮なこの作品にまた耳を奪われてしまった。
Wilco/Sky Blue Sky(Nonesuch)
うぉぉ、渋い。衒いも気負いもない70年代風アメリカン・ロック・サウンド/コーラス・ハーモニー、抑制されたギター・プレイに最初は驚かされたが、敢えてトリッキーなことをやらない(やろうとすればいくらでもできるバンドだが)のがこの作品のテーマだったのではないかと思う。派手さはないが音質抜群、曲も無駄なし。
Wooden Shjips/Wooden Shjips(Holy Mountain)
サンフランシスコからやって来たドローン集団。陰々滅々としたオルガン、ファズ・ギターの反復はさしずめ78回転で聴くストゥージズ?演奏はプリミティヴながら、ヒッピー・サイケの暗部として今後に期待。ブライトブラック・モーニング・ライトやブラック・エンジェルズ、アースが好きな人にしかお勧めはしませんが。
Robert Wyatt/Comicopera(Domino)
美しさに胸打たれると同時に、背筋にピン!と冷気が伝わる――そんな唯一無二の歌声の持ち主ロバート・ワイアットの新作を聴けるだけでも嬉しいし、3幕から成るこの作品にはビッグ・バンド・ジャズ、チェンバー・フォーク、ワールド・ミュージックと、ロバート翁の辿ってきたユニークな足跡(とイーノ、フィル・マンザネラら友人達の笑顔)がちりばめられている。声とサウンドの静かな緊張感がたまらない。
Yeasayer/All Hour Cymbals(We Are Free)
ブルックリン発の4人組云々という肩書きはどうでも良い(=メンバーの名前やバックグラウンドをむしろ知らないままでいたい)とすら思えてくる、ピュアな音のエクスタシー。ポリリズム、ゴスペル風コーラス、サバス風リフ、フックと泣きを兼ね備えたメロディの美しいごった煮は、アクロン・ファミリーのフォーク・サイケとTVオン・ザ・レディオのダイナミックな音空間とシンクロしている。
シングル/トラック(Fave Tunes 2007)
Adam Gnade and Youthmovies/It’s Five O’clock in America(Try Harder)
バンジョーを手にトーキング・ソングを聴かせるシャーマニックな語り部アダム・ガナディー。ニューロティックに突き刺さる。
Ryan Adams/Haloweenhead(Lost Highway)
多作過ぎてついていくのは大変だったりするが、有無を言わさぬ名曲を毎作しっかり書いてくる。「Easy Tiger」収録のこの曲は、勢いが止まらない時のライアンを見事捉えている。
Akron/Family/Don’t Be Afraid, You’re Already Dead(Young God)
アルバムはやや散漫だったものの(ライヴもその傾向強し)、ハイライトであるこのトラックは「Love is Simple」のマントラめいたコーラスが沁みる名曲。
Battles/Atlas(Warp)
秋のUKツアーではつい「キング・クリムゾンみたい・・・」という感を抱いてしまった名手揃いのバトルズ(前座のダーティ・プロジェクターズの方が良かった)。とはいえ、この曲は怪物級。
Booji Boy High/Doubleshaw(DFA)
ホット・チップから届けられたいかすディーヴォ・トリビュート。UK随一のギークによるマニックなカシオ・テクノ。
Bright Eyes/Four Winds(Saddle Creek)
最新作は「Lifted」や「Wide Awake」のエモーショナルな推進力に欠けていたが、過渡期なのだろう。モダン・ロック・サウンドをバックにしつつも、コナーの歌唱はやはり型からハミ出している。
CSS/Pretend We’re Dead(Radio 1 live)(Sub Pop)
ラヴフォックスの「Come On,Come On」のセクシーな囁きだけでもOK!L7のカヴァーながら、チューインガムをくちゃくちゃ噛む子供のようなカジュアルさがナイス。
Fog/I Have Been Wronged(Lex)
宅録野郎が放ったプログレ・サイケ・ポップの名曲。ニュートラル・ミルク・ホテルの遠い従兄弟。にしても、このピクチャー・ディスクは何とかならないのか。
Georgie James/Need Your Needs(Saddle Creek)
サドル・クリーク発のスパーキーなギター・ポップ。シンプルながら、男女混声コーラスと愛くるしいメロがチャーミング。
It Hugs Back/Carefully(Self Release)
英ケント出身のシャイな4人組。センセーショナルでも斬新でもないかもしれないけど、ソングライティングという最大の武器を備えた良いバンド。80年代ヨ・ラ・テンゴを思わせるナチュラルなグルーヴ感、繊細なフォーク・ロック・フィールのきらめきがたまならい。ヴォーカル君は逸材。
Klaxons/Golden Skans(Universal)
06年を騒がせ過ぎたために「Myth of The Near Future」リリースは遅きに失した感があったが、キラー・チューンぞろいのデビュー作であることに異存なし。ボーイゾーンが歌っても不思議はない哀愁メロを誇るこのクレイジーなポップ・チューン(および「It’s Not Over Yet」)は秀逸。
No Age/Get Hurt EP(Upset The Rhythm)
フル・アルバムよりも先行EP群の方がインパクトが大きかった。フリー・フォームなアート・ノイズを奏でるこのバンド、ライヴが真骨頂だと思う。
Pop Levi/Pick-Me-Up Uppercut(Counter)
アルバムはムラがあるものの、ポップ・リーヴァイのジーニャスなワンマンぶりは愛さずにいられない(チャック・ベリー、ジョン・レノン、トッド・ラングレン、マーク・ボラン、プリンスが好きならば)。フリーキーにキャッチー&トリッピーなバブルガム・ポップの傑作。
Rooney/When Your Heart Go Missing?(Geffen)
初期フェニックスを思い出してしまった、(いい意味で)ダサ甘酸っぱい80SFMポップのナイスなリヴァイヴァル。
Superchunk/Misfits and Mistakes(Merge)
めちゃ笑えるカルト・アニメ「Aqua Teen Hunger Force」劇場版のためにスーパーチャンクが書き下ろした曲。元気いっぱいチャンク節は、パワー・ポップのお手本。
Tiny Masters of Today/K.I.D.S.(Mute Irregulars)
やんちゃできかん坊、怖いもの知らずなガキ・パンクの名曲。
Vampire Weekend/Cape Cod Kwassa Kwassa(Free News)
07年ベスト・ソング。ライヴの完成度もすさまじく、タイトさと新鮮さにザ・ストロークス登場時を思い出さずにいられなかった(音楽的にはVWの方がポップですが)。
Patrick Watson/Luscious Life(Secret City)
せり上がるサウンド、エレガントなファルセット――ジェフ・バックリィ好きならグッとくるはず。アルバムはピンク・フロイドの影響大。
Patrick Wolf/Magic Position(Loog/Universal)
アングラ界の半ズボン王子が正面切ったポップ・チューンに挑戦。アンセミックなコーラス、弾けるビートと、モータウンが現代イギリスのクラブに転生したごときフレッシュ&バブリーなピュア・ポップ。
XX Teens/Darlin’(Mute Irregulars)
ザ・フォールからエチケットを学んだ南ロンドンのガレージ不良。オープニング・リフがいつもながら最高。
Young Galaxy/Outside The City(Arts&Crafts)
アーツ&クラフツ・ファミリーから登場した新ユニット。シングルごとに表情が変わるのでアルバムを待ちたいところだが、これは現代版フリートウッド・マックとでも言うべき佳曲。と思ったら、B面で「牙」収録曲をカヴァーしていて納得。
ライヴ・アクト(Mindblowing Live Acts 2007)
Dirty Projectors/Fucked Up/The Hold Steady/Kings of Leon/Loney,Dear/Marnie Stern/Vampire Weekend
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